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103万の壁 国家財政に与えるインパクトはっきり言ってビッグバンです。 いままで対処してこなかったツケとも言えなくもないですが… 貨幣価値の変化というか、最低賃金の変化とともに、連動させるべきだったと… 今いわれているのは、103万の壁を178万にあげたら 7兆円-9兆円の税が消える…と言われています。 国が損をする分、国民の懐が潤うわけで… 多くの国民からすれば… 玉木先生、頑張れ!!!は当然のような… そして、政治家のお金の問題も考えると… 国民の気持ちとしては、当然の方向に進んでいると 僕は思います。 ただ、多分…きっと…というか… 103万の壁が動くなら、他の106万の壁も動くよね…ということです。 要するに103万円の所得税、住民税だけでなく、社会保険にも当然、波及する可能性 が高いということです。 ちなみに106万の壁について過去書いたものがあるので、よければ…
実際にどう動くかわからないですが、 ただ、 社会保障審議会(年金部会)11月15日の第20回でも議題にあがりました。 つまり状況を見て… この壁が動く可能性が高まっているということです。 と思っていたら…既定路線通り ・51人ルールの撤廃、106万円の壁の撤廃 という話し合いになったようです。 つまり、まだ、段階をふむでしょうけど・・・社会保険全員加入の方向に進む気… との方針が今のところ見えたと・・・ なんて強気な・・・ ただ、103万の壁を引き上げたも、手取り増えない…なんてことになると、 玉木代表もメンツがたたんでしょうから・・・ まあ、このまま、既定路線で進むとは…思えないんですが… 現在、社会保険の財源、特に年金は、将来にわたって…厳しいという情勢下 年金大改革として、 実質、課税強化に動いており、 中小事業者の多くの方は、色々な面で、 この壁が動くことは、事業運営上、メリットは大きいと思います。 |
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ただ、今がよければ…それでいいのか?本当に、これが問題です。 103万の壁、106万の壁が動けば、国の財政は 非常に厳しいものになります。 何も考えず、財政規律を無視して、政策を押し進めれば… 日本も、本当にギリシャ危機のようになる可能性だって否めないのです。 そして年金システムも、どうなってしまうことか? そうじゃなくても、 そもそも、一般の労働者にとって、国民年金だけで、 老後、食べていけないのは明らかです。 負担の在り方は考える必要は大いにあると思いますが、 一律的に、徴収を減らすということは、まずいような気がします。 短絡的に、低賃金労働者は、社会保険を払わなくてよろしい… ということにしてしまうと… その方々が老後を迎えたときにどのようなことがまっているか? 今、この制度ができたときと違って、専業主婦は少なく、 皆、働くことが前提の世の中です。 全員にちゃんとした老後が用意される世の中を僕は 望みます。 かと言って、玉木先生の発言を否定しているわけではありません。 玉木先生のお話が実現すれば、 大変なことになりますが… それによって、行政財政改革を促すことにもなりますし、 今一度、社会のコストをどのようにみんなで分担していくか? ということを抜本的に考えていく いい機会になるのでは… と思うのです。 やっぱ、減った分は なにがしかで 補わないといけないですから… |
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