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法人化するメリット法人化のメリットをあげると、 一番は、信用でしょうか? 次に、個人事業主以上に税制上のメリットがあるようです。 社労士的に言うと、 個人事業主では加入できなかった 社会保険にはいれるというのが、最大のメリットだと思います。 よく社会保険は、会社にとって費用負担が重いということで、 どう削減するか? なんてことがよくいわれています。 さりながら、厚生年金は、絶対的に、老後を考えるには 素晴らしい制度です。 残念ながら、国民年金だけでは、老後の生活を支えるのは無理です。 そう考えると、厚生年金に加入できるだけでも大きなメリットと言えます。 例えば、嵐のメンバーを考えてください。 多分、今までは個人事業主扱いであったと思います。 そうするといくら稼いでいたとしても、 老後の年金は月7万に届かないんですが… 生活できないですよね… けど、嵐の面々は、厚生年金に加入することになり、いくらに給料を設定するかによりますけど 老後の年金を充実させることができるはずです。 健康保険についても、メリットは大きいです。 国保と違って、傷病手当等がありますから、病気になったとき、標準報酬に応じた保障が受けられるのも大きなメリットと思います。 また、ある程度の収入のある個人事業主にとっては、マイクロ法人のスキームは社会保険を低く抑えることができるようです。 国民年金、国民健康保険であると、 国民年金は定額、月17000円程度ですが、 国保保険料は、収入に応じて大きく跳ね上がります。 さらにいうなら、基本傷病手当はないし… 例えば年収1000万の例を考えます。 あくまでざっくり計算ですので、ご容赦を… 何もしない場合 国民年金 月1万7000円 国民健康保険 月8万円 これをマイクロ法人を作り、月の給料を15万に設定すると (厚生年金と健康保険で従業員の払う金額は、標準報酬の約15%です。同じく、会社がわも15%負担します。) 厚生年金 月3万円 健康保険 1万5千円 となり、かなり浮かせることができます。 ただ、浮いた分は、所得税、住民税が増えるので、本当に、どっちが得かは ちゃんと考える必要があると思います。 ただ、1人会社であると考えるなら、保障が多い方が得だと思うのです。 嵐の場合、彼らだけの会社なので、 ある意味、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、 会社が自分の財布代わりにできるのであれば、 法人に課される法人税等は、個人に対する所得税・住民税より 非常に優遇されているので、それだけでもメリットは大きいです。 さらに、厚生年金を積めることは大きなメリットだと思うのです。 ただ、厚生年金は、老後の収入が多いと制限がかかります。 死ぬまで、年金に頼る必要がない場合は、無駄ともいえなくもないのですが、 損金扱いできる経費として、もしものための保険を積んでいると思えば やはりお得感があると僕は思います。 |
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社会保険削減の取り組みは善か?悪か?嵐の話題から離れまして… 巷では、社会保険の削減を図る手法として、以下のようなものが示されています。 ・4月-6月の残業を減らす。 ・昇給時期を7月以降に変える ・住宅を安く社宅として貸す代わりに給与を抑える ・確定拠出年金の活用 等々 そして、それが、従業員にとっても、事業者にとっても WINWINだとおっしゃっている方が多いという事実です。 果たしてそうでしょうか? 確かに、従業員の月々の負担は減ります。 しかしです。 僕は、この風潮をはなはだ疑問に思っています。 確定拠出年金の活用は、将来の年金等の総額が減るとは限らないので、言い切れないです。 ただ、社会保険料を減らす ということは 従業員の保障金額を下げる ということです。 いざ、病気になったときの傷病手当は本来の金額より減ります。 当然、老後の年金金額も減るということになります。 中長期に考えれば、あるべき姿で、申告するのが一番いいと僕は思います。 それぞれ事情はありますから、一概には言えません。 けど、従業員の生活、将来の生活をかんがえるならば、 できる限りのことをすべきではないか? と思うのです。 以前、お会いした女性経営者の方は、 お話の中で、経営が今厳しいから、社会保険は削れないかしら…とさかんに言ってました。 けど、従業員のためになるなら…と最後にはおっしゃって頂きまして… その時、僕は、見習うべき姿だと感じました。 僕は、思います。 今、僕は個人事業主として一人でもがいていますが、 将来、従業員を抱えるようになったら、 かくありたいと… 集まってくれた仲間と一緒に働けてよかったと 皆で、思えるような組織を… |
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