No.17: 「しわ寄せ」防止特設サイト って ご存じですか?


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「しわ寄せ」防止特設サイト ってご存じですか?

今、官民をあげて働き方改革が進んでいます。
もう目の前にきている少子超高齢化社会での経済活動を行うには避けては通れない道といえます。

僕自身も、50を回って、本当に体力が落ちました。
社会人になりたてのころは、60歳で定年…その後第二の人生・・・があたりまえなんて思っていましたが・・・

現状、そのような生活を送れるのは、ごく一部でしょう・・・
年齢の人口構成から考えて・・・60歳以上の人が働かないとなったら、もう経済が回らないのではないでしょうか?

また、外国人の力も必要です。今、円安に振れ、外国人労働者にとって魅力薄れる日本ですが、もう外国の方の力を借りねば、立ち行かないのも事実です。

そのような環境下にあって、働き方改革は必須と言えます。
大企業では、政府の方針に沿って改革ができるけど、中小企業にとってはハードルが高いのも事実です。
また、中小企業にとって、元請である大企業の配慮なしには、取り組みが進みづらいのも実態もあり、 この是正のために、この特設サイトにあるような取り組みを政府は行っているようです。

政府の、「しわ寄せ」防止特設サイトは、コチラ



 


 1. 「しわ寄せ」防止策とは…


なお、特設ページでは以下のように「しわ寄せ」防止策を謳っています。

適正なコスト負担を伴わない短納期発注などはやめましょう。

大企業と下請等中小企業者は共存共栄!
大企業・親事業者による長時間労働の削減等の取組が、下請等中小事業者に対する適正なコスト負担を伴わない短納期発注、 急な仕様変更などの「しわ寄せ」を生じさせている場合があります。


所詮、人間も弱肉強食の本能があるのか、強いものの理屈で、物事が進みます。
しかし、露骨にそれをやられると、大企業のしわ寄せを中小企業が担わされることになり、ひいては、政府の進める働き方改革も進みません。
ということで、このページにあるように大企業には、政府より「中小企業に配慮するように」というお達しが行っているはずです。
中小企業の皆様にとっても、時流にそって働き方改革を進めるには、元受けに対しての料金アップや、無理な納期等を要求しない等の配慮を願う必要もあるかと思います。
できるなら、自ら交渉して、大企業の元受け等の対応の改善を求めるのが上策なのですが、できない場合には、政府が介入してくれる道もあるようです。
 



 2. 下請け駆け込み寺


大企業のしわ寄せに苦慮している場合、政府の用意した下請け駆け込み寺があります。
無料相談ですから、もし、お悩みゴトがあれば、連絡しては如何でしょうか?
政府の、下請け駆け込み寺のサイトは、コチラ

以下、同サイトの案内分です。
全国48か所に設置された「下請かけこみ寺」では、中小企業の取引上の悩みの相談に企業間取引や下請代金法などに詳しい相談員や弁護士が無料で相談に応じています。
秘密は厳守します。
大きな悩みになる前にお近くの「下請かけこみ寺」にまずはご相談ください。